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• ver 0.1
  • 2019/05/22 開発・公開
  • 実現した機能：　 「センテンスごとに分析モード」と 「２列に列挙モード」が，動作するようになりました。
    まだ，動作や表示の方法は粗削りですし，情報の精度も上げる必要があります。 しかし，Webフォームを使ってどんなことができるのかを理解するためのプロトタイプとしては，まあまあかと思います。
  • アルファベットの一覧表の出典： Inuktitut syllabics / Table
  • サンプルテキストの引用元
  • UIのデザイン： カラーバランス および イヌ
  • 画像データをBASE64形式でエンコードするためのツール
  
  
• ver 0.2
  • 2019/05/25 開発・公開
  • 実現した機能：　 PCで表示した際に，マウスカーソルを犬マークにしました。（重要）
    また，このページのfaviconも犬マークにしました。（重要）
    分析結果の表示部分にも， 犬成分を増やし ました。
    音データとしては，ヌナブト方言で使用されているアルファベットとして， ｈを表す文字の対応が望まれておりました。 今回， 「ᕼ」や / qqa / などの文字に追加で対応 し，それらの音価を表示できるようにしました。 「 ɬ 」という文字も， IPAだけでなく原文表記の中に使用される ケースがあることが発覚したので そのような表記に対応しました。
    音価表示の内容もブラッシュアップし， ᐁ / ai / の音価を [ ei ] に改めました。 / g / を [γ] と読むケース， / s / を [ h ] と読むケースも付記しました。
    分析結果には，もとのつづりに加え，ラテン文字転写，そしてIPAの合計３種類の情報を表示するようにしました。 これに伴い，「つづりと発音の列挙モード」において，表示形式が２列から３列に変更になりました。 このモードはPCから利用するとよさそうです。
    さらに，分析結果の中で，１文字ずつの音素の解説部分を 見やすく，テーブル形式に しました。 イヌクティトゥット語のアルファベットは，小さな点の有無で文字が変わってくるので， " " （ダブルクオーテーション）で囲ってしまうと，文字が判別しづらくなります。 これを改めて情報の表示される列の位置を揃えて，１文字ずつをより大きく見せ，判別しやすくしました。
    また，単語ごとに表示される辞書リンクを見やすくし， イヌクティトゥット語のつづりだけでなく， ラテン文字転写でも検索 できるようにしました。
    加えて，「つづりと発音の列挙モード」で分析した際に， 分析結果から 重複する単語の行を削除 できるようになりました。 これは，自分なりのオリジナルの単語帳を作るうえで役立つでしょう。 文章を分析して，その中から重複無しで単語リストを生成できるわけです。
    そして，改行しきれないほどの長い単語が存在する場合には， 適切な長さで改行 するようにしました。 スマホなど，横幅の小さな画面で閲覧する時にも 画面の横幅から情報がはみ出ないようにしました。
    また，発音ルール表の中で，とくに発音の注意が必要な部分は， 赤字でマークアップして目立たせました。
    最後に， 「単語ごとの分析モード」 が動作するようになりました。 ３単語お気に強制改行にしておけば，パソコンから単語ごとの調査をする際に，画面の横幅をめいいっぱいに使えて便利だと思います。
  • 現時点で対応している文字と発音の一覧表（PDF, ラテン文字の転写順に並んでいます）： イヌクティトゥット語の文字と発音 2019.5.25 　（その表のリリース）
  • Webページの技術資料： Base64 icons favicon
  • マウスカーソルの作成： "手軽に透明PNG"
  
  
• ver 0.2.1
  • 2019/05/27 開発・公開
  • 実現した機能：　 未収録だった文字の音価を収録しました。これにより，聖書本文などの幅広いテキストを分析可能となりました。 対応した文字は， aai, th などです。 これに伴い，デフォルトで入力されているサンプルテキストの末尾に aaiを含む文を追加しました。
  • 現時点で対応している文字と発音の一覧表（PDF, ラテン文字の転写順に並んでいます）： イヌクティトゥット語の文字と発音（５訂版） 2019.5.27 　（その表のリリース）
  
  
• ver 0.3以降の予定
  • /iq/ や /ir/ などの発音ルールについて， 正確な詳細情報を知る必要があります。
  • [ aa ] などの長母音のIPA表記を [ a: ] などに変更したほうがいいのかな～
  • 横幅が長くなった時に自動的に改行を挟んでいますが， 禁則処理などは考慮していません。
  • 入力欄で「どの方言の音を知りたいか」を選ばせて，方言別に音価を出力できたらいいのでは？ 現状では，いろんな方言の音価をまとめて一緒くたに出力しているので。
    （→これをするには，各方言ごとの違いを一覧表に整理する必要があります。）
  • イヌクティトゥット文字を入力するための キーボードも作る 予定です。 既存のイヌクティトゥット語のキーボードの不具合（使いづらさ）として， 「一方がᖖを打てなくて、もう一方が長母音を入れられない」 とのご報告を頂いており，それを解決するようなものを作れたらと思います。 なお， スマホには使いやすいキーボードがある との事です。 （そのスクショを提供いただきました。）
    新たに作成するキーボードの形態としては， キーが並んでいて，クリックかタップで入力してゆく方式があるでしょう。
    スマホから使用時には，アブギダの特性を生かして フリック入力したい との要望もあります。 （フリック入力が実現したら， Androidアプリ化 してもよいかも。）
    あるいは，ラテン文字転写を入力すると イヌクティトゥット文字にリアルタイムに変換されてゆくような仕組みにしてもいいですね。
    これってつまり，ラテン文字転写からイヌクティトゥット文字への自動変換ですから， ver0.1で実現したことの逆変換ができればいいんですよね。 てことは，まずラテン文字転写が正確に動作する必要があるんですけど…。 それに，ヌナブト方言とヌナビク方言では，音価をアルファベットで表記する方法が異なるので， 出力対象となる方言を選択できるようにしないといけませんね。
  • せっかくアブギダなのだから，類似文字を毎回，比較できたらいいのかも？
    たとえば，子音 k に関連したアルファベットは
    ᒃ / k /
    ᑲ / ka /
    ᑳ / kaa /
    ᑫ / kai /
    ᑭ / ki /
    ᑮ / kii /
    ᑯ / ku /
    ᑰ / kuu /
    の８種類あるわけです。 だったら，ᑲ / ka / という文字が出現したときに，この８種類全ても同時にわきに併せて表示されたら， 他の文字と比較できて個々のアルファベットをすんなり覚えられるから，とてもいいのでは？？？
    他のアルファベット体系と異なり，字素の向きで音が決まるというユニークな特性を持っているので， そこに注目した上手い表示方法があるのでは？？
  • 日本人の名前を入力すると，イヌクティトゥット文字で出力 されるような機能があると面白いかも？ ５０音の対照表が必要になりますが。 エ・オの段の音がない，などの問題もありますね。ワ行とかダ行はどうするんでしょう・・・。 外来語の転写ルールを知る必要があります。
  
  

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